レブル250が6年連続トップ! 上位10傑にホンダが7車を占める【軽二輪126~250cc・2023年販売台数 TOP20】
ホンダがシェア6割で6年連続トップ
バイク業界の現在を知ることができる二輪車新聞では、2024年1月1日号で2023年のバイク新車出荷台数(125cc以下)/販売台数(126cc以上)の推定値を掲載した。ここでは微増で前年並みをキープした軽二輪クラスの販売台数ランキングをお伝えしたい。 【写真】1~10位の軽二輪バイク(元記事にTOP20表あり)
18年ぶりに軽二輪で4万台を超えたホンダ
バイク業界の出来事を網羅する二輪車新聞は、1月1日号で2023年の二輪車総需要を総括した。これは毎年発表されるデータで、どの排気量クラスが盛り上がっているのか、売れた機種はなんだったのかを見ることができる貴重な特集号だ。ここでは二輪車新聞のデータをもとに、軽二輪(126~250cc)クラスにフォーカスした記事をお届けする。 軽二輪クラス全体では2022年に6年ぶりの減少となったが、2023年は微増で4年連続の7万台以上をキープ。全クラス合計でも前年比で2年ぶりに微増しており、合計40万台以上を3年連続で達成している。 軽二輪クラスの詳細を見ると、全体で前年比0.9%増の7万1900台。ホンダは36.9%と大幅増の4万2400台でシェアトップの59.0%を獲得し、6年連続でこのクラスを牽引する。これにシェア14.0%のヤマハ(台数は前年比21.2%減の1万100台)が続き、スズキはシェア13.1%(台数は前年比24.3%減の9400台)に。カワサキは前年比44.8%減の5100台でシェア7.1%となった。また、輸入車その他では昨年比17.6%減の5100台でシェア7.1%を獲得している。 ホンダは18年ぶりに4万台を超え、6年連続のトップシェアに。ヤマハは3年連続の前年割れ。スズキは7年ぶりの前年比減、カワサキは4年ぶり減、輸入車その他は5年ぶりの前年比減だ。 以下に軽二輪クラスの上位10傑を紹介していこう。記事末にはその他20位までのモデルを含めたランキング詳細も掲載している。ちなみに、20傑には漏れたが25位にXSR155/YZF-R15、29位にホーネット2.0など、海外向けモデルが入っているのも軽二輪クラスの特徴だ。 ※販売台数は全て二輪車新聞による推定値