教員2人、子どもにわいせつ容疑で相次ぎ逮捕 山口県教委が緊急オンライン会議
山口県教委は22日、子どもにわいせつな行為をした疑いで教員2人が19日に相次いで逮捕されたことを受け、県立学校などの校長会議と市町教委の担当課長たちの会議をそれぞれ緊急にオンライン形式で開いた。再発防止に向けた校内研修の見直しなどを要請した。 二つの会議に計約80人が参加。校長会議では冒頭に県教委の根ケ山耕平副教育長が「児童生徒を守り育てる教員が、児童生徒に性暴力を行うことは許されない」と強調し、不祥事根絶に向けた教職員への指導の徹底を求めた。 具体的には、校内研修に警察官や弁護士を招くなどの改善策を要請。交流サイト(SNS)での児童生徒との私的なやりとり禁止を徹底し、校内では教員と子どもが密室で2人きりになることをできるだけ避けるよう求めた。 県教委は会議での要請事項をまとめた通知文を全教職員に配布する。
中国新聞社