【独自】石破首相を悩ませる疾患とは 遅刻や居眠りの背景に… 「外遊前に診断が」
居眠りに遅刻。無邪気な小学生ならかわいげもあろうが、一国の宰相となれば看過できない。ところが、それが単なる怠惰でなく病に由来するとしたら――。会期末に向けて慌ただしくなる永田町で今、石破茂首相(67)を悩ませる疾患の名が取り沙汰されているのだ。 【写真16枚】首の傾斜角度はほぼ直角か? 演説中に爆睡をかます「大物議員」たち ***
今月8日、自民党本部には重苦しい雰囲気が漂っていた。 「この日、大敗を喫した先の衆院選の落選者に向けて、2時間半ほどの懇談会が開かれました。出席したのは100人ぐらいでしたね」 と、当の落選者の一人が振り返る。 「石破さんは“総裁たる私の責任だ”と言っていました。みんな、その通りだと思っていますよ。やはり、非公認候補の党支部に2000万円が振り込まれた問題がすごく響きましたから。でも、誰が新しく首相に就いても厳しい運営になるのは変わらない。だから執行部に“辞任しろ”という話にはなりませんでした」 こんな指摘もあった。 「総裁選のときと、首相になってからとで、主張がブレているじゃないかという声が上がりました。石破さんは“謙虚に耳を傾けていく”と、当たり障りのないことを言っていました」
「やっぱり肌がかぶれた」
5日にスタートした衆院予算委員会では、首相就任後初となる、国会での本格論戦を展開。野党からの政治とカネを巡る集中砲火に対し、“回りくどい言い回し”で応戦したが、受け身に終始したのは少数与党としての弱さの表れだろう。 その予算委員会に備えてのことだろうか。2日の朝、首相はホテルニューオータニ内の理髪店を訪れた。 官邸関係者によれば、 「1時間ほど滞在し、散髪に加えて白髪染めもしました。すると、変化に気付いた人々の間で“髪の毛が増えたのでは?”と話題になりました」 実は、首相と白髪染めには知られざる因縁がある。 「もともと石破さんは頭皮がかぶれやすく、白髪染めも理髪店の染め剤は肌に合わないからと、長らく自分でやっていた。今回、久しぶりに理髪店で白髪染めをしたところ、やっぱり肌がかぶれてしまったそうです」(同) さすがに気の毒というほかないが、首相はさらに深刻な頭痛のタネを抱えているという。