飼い始めたブラックバスがたった2ヶ月で…… “とんでもない”成長スピードに「ヤバい」「巨大水槽が必要ですね」
飼育しはじめたブラックバスがたった2カ月で急成長、バクバクと気持ちよく餌を食べる様子がYouTubeチャンネル「ゆきゆき」に投稿されました。動画は記事執筆時点で12万回以上再生され、1000件をこえる高評価を獲得ています。 【画像】2カ月後の姿
ブラックバスを飼育しはじめた投稿主さん
動画を投稿したゆきゆきさんは趣味の1つとして自宅にて「古代魚水槽」を立ち上げ、バラマンディやアカメ、ダトニオなどの巨大な古代魚を飼育しています。 そんなゆきゆきさんは2カ月ほど前、ずっと憧れていた「ブラックバス」の飼育をはじめたといいます。ブラックバスは特定外来生物であり、日本国内では「外来生物法」によって飼育が禁止されている生き物。ゆきゆきさんはどのようにして、ブラックバスを飼育しはじめたのでしょうか……?
ブラックバスはブラックバスでも……
実はゆきゆきさんが飼育しているのは、ブラックバスはブラックバスでも「パプアンブラックバス(ウラウチフエダイ)」という種類。パプアニューギニアなどの熱帯に生息する大型の魚で、現地では「ブラックバス」や「パプアンバス」と呼ばれることもあるそうです。 一方、日本で外来種として問題となっているブラックバスは「オオクチバス」という種類。オオクチバスは飼育や生きたままの運搬が禁止されていますが、パプアンバスは特定外来生物ではありません。そのためパプアンバスについては飼育環境を整えることができるのなら、特に問題なく飼育できるというわけです。 なおパプアンバスは世界中の釣り人のあこがれの対象となっていて、現地ではルアーフィッシングの対象となっているとのこと。世界一の強い淡水魚とも呼ばれているのだとか……。
パプアンバス「パプ」さんのお食事シーン
ゆきゆきさんは導入したパプアンバスを「パプ」さんと名付けて飼育スタート。2カ月前の導入直後は体長20センチほどだったパプさんはすくすくと成長し、現在は体長26センチほどに。1カ月に3センチ大きくなったと考えると、なかなかの急成長です。 ちなみにパプアンバスの世界記録は体重20キロ、体長は1メートル超えなのだとか。 ゆきゆきさんは今回、パプさんにさまざまな餌をあげるところを見せてくれるそうです。冷凍キビナゴをあげてみると一瞬で食いつき、1匹丸ごと食べてしまいました。 他の魚たちと違い、餌を食べるとすぐに元いた場所に戻り隠れるという動きを見せるというパプさん。これは生息地では餌を食べたらすぐに隠れ家に戻らないと、自分が捕食対象になってしまうからなのではないかと考えているそうです。 キビナゴを3匹平らげた30分後に浮くタイプの人工餌を与えてみると、こちらも問題なく食べてくれました。生の餌(魚)だけだと与える種類によって栄養が偏る可能性があるため、人工餌も与えるようにしているのだそうです。 翌日はスーパーで売っているむきエビを与えてみると、こちらもしっかりと完食。お次はおやつとして、乾燥クリル(オキアミ)を与えてみることに。おなかがいっぱいだったのか食べなかったため、翌日に再挑戦するとおっかなびっくりな様子ではあるもののしっかり食べてくれました。 ゆきゆきさんによるとカメラのレンズが捕食者か何かの目に見えるのか、カメラを怖がる魚が多いそうです。パプさんもまだ幼魚だからなのかだいぶビビリな性格をしており、カメラを嫌がることが多いのだとか。 最後に沈むタイプの人工餌を2種混ぜてあげると、こちらも食べてくれたパプさん。この食欲を見ていると、この先もどんどん体が大きくなっていくことが簡単に想像できますね……! こちらの動画には、「いやぁ~パプさん大きくなったね~」「餌の紹介までありがとうございます!!」といったコメントが寄せられています。