提訴の立民・原口一博議員「若干びっくり」「貧乏なので…」ワクチンめぐる発言は継続
次世代mRNAワクチン(レプリコン)についての発言をめぐり、製薬大手Meiji Seika ファルマ株式会社(以下同社)から名誉毀損(きそん)による損害賠償請求訴訟を起こされた、立憲民主党の原口一博衆院議員(65)が26日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、この件について言及した動画を公開した。 【写真】激励に感謝する原口一博氏 原口氏は「昨日、たくさんの皆さんが国の内外から、たくさんのご支援をいただきまして、ありがとうございました」と、激励のコメントが届いていることを報告。「日本に生まれて良かったな、と思いました」と胸中を語った。またフォロワーからは「日本の国会でこの問題をとりあげているのは原口議員だけです」との応援メッセージが来ていることなども主張。「昨日は読み切れないぐらいメッセージがきて。クリスマスプレゼントですね」と語った。 その上で、同社が公開した提訴に関するリリースを引用。同社が25日に開いた記者会見を念頭に「コメントくれ、コメントくれとすごいんですよね。でもコメント出しようがなくて。記者会見されただけでコメントというのはできないんですね」「訴状の中身を言ってはいけないので、訴状が来てからまた」と、今後の対応などについては明言を避けた。 その後は、レプリコンワクチンの危険性を訴える識者や会見出席者とともに議論を展開。その途中には、提訴について問われ「若干びっくりしました」との感想も漏らした。また訴訟にかかる時間や経費についても聞かれると「確かに時間は食われますね。お金も…それは貧乏なので」と胸中を明かした。 原口氏はこれまでにXを通じて、レプリコンワクチンについて「生物兵器まがい」などと投稿していた。同社は12月25日付で提訴したことを同日発表。原口氏が2024年6月ごろからSNSで、同社の信用を毀損する内容や、虚偽の内容を含む投稿と動画配信を繰り返したと主張した。