マカオ金融管理局が基準金利を0.25%引き下げ…4.75%に
マカオ金融管理局(AMCM)は12月19日、同日から政策金利にあたる基準金利を25ベーシスポイント引き下げ、4.75%とすることを発表。 今回の基準金利引き下げは、米国連邦準備理事会(FRB)が米国時間の同月18日に金融政策会合を開き、政策金利の25ベーシスポイント引き下げを決定したと発表したことによる。短期金利の指標とされるフェデラルファンド金利の誘導目標は4.25~4.5%の幅に。FRBによる利下げは3会合連続で、前月(11月)8日以来のこと。 香港ドルは米ドルとベッグ制(固定相場制)を採用しており、香港金融管理局が香港時間の19日朝に基準金利を25ベーシスポイント引き下げることを発表。マカオ金融管理局では、マカオパタカは香港ドルとのペッグ制を採用していることから、両地の基準金利が一致することが必須であるとして、香港に追随したと説明している。