「軽自動車」は「コンパクトカー」より税金が"約3万円"も安い!! でもそれだけじゃない「オトク」なポイントとは?
2024年6月より各電力会社の電気料金が一斉に値上げされた。これは発電用燃料の価格が安定したため補助金がストップしたため。また現在ガソリン料金は補助金によって引き下げられているが、打ち切られればリッターあたり200円を超えるといわれている。そこで、もしも維持費が安いといわれる軽自動車に乗り換えたら、コンパクトカーと比べてどのくらいオトクなのだろうか? なんと「47%」が「ハイブリッド」乗用車!! ガソリン車より高額でも「燃費」のいい方がお買い得なのか?
軽自動車価格は装備の充実に合わせて上昇中
今の軽自動車は、コンパクトカーと比較して、価格差があまり生じない。その理由は、クルマの価格がサイズではなく、主に部品点数で決まるからだ。今の軽乗用車では、新車として届け出される台数の半数以上がスーパーハイトワゴンになる。全高が1700mmを上まわり、売れ筋グレードでは、左右のスライドドアに電動開閉機能も装着される。 さらにスーパーハイトワゴンは車内が広く、質感もコンパクトカーと同等に高い。シートアレンジも多彩で、収納設備も豊富だ。装備についても、売れ筋車種であれば、衝突被害軽減ブレーキ、運転支援機能、サイド&カーテンエアバッグ、フロントシートヒーター、ロールサンシェードなどが採用される。 装備内容は、コンパクトカーよりも充実するほどだから、部品点数も増えて価格も高まった。その結果、軽自動車とコンパクトカーの価格差も減っている。 例えば日本国内の最多販売車種になる軽自動車のホンダN-BOXは、ノーマルエンジンを搭載する標準グレードの価格が2WDは164万8900円だ。右側スライドドアの電動機能など、実用装備のセットオプションを加えると174万9000円になる。 一方、コンパクトカーのホンダフィットは、直列4気筒1.5Lのノーマルエンジンを搭載した2WDのベーシックが165万5500円で、中級のホームは189万4200円だ。コンパクトカーのフィットが高いものの、15万円程度の上乗せに収まる。 軽自動車のスズキジムニーは、ターボエンジンを搭載して、上級に位置するXCの価格が200万2000円(4速AT)。ジムニーのボディに直列4気筒1.5Lエンジンを搭載して、外装パーツを加えたジムニーシエラJCは218万3500円(4速AT)だ。価格はシエラが高いが、ジムニーと比べた時の上乗せは約18万円に留まる。