ハンドボール日本男子代表監督が突然の辞任を表明 半年に迫るパリ五輪直前に激震
日本ハンドボール協会(JHA)が9日、男子日本代表のダグル・シグルドソン監督から退任の意向を伝えられたと発表しました。 【画像】ハンドボール日本代表・渡部仁選手 日本は昨年10月に行われたパリ2024オリンピック男子アジア予選で優勝。36年ぶりに自力で出場権を獲得しました。 また先月のアジア選手権では、2004年大会以来20年ぶりの準優勝。『彗星JAPAN』の快進撃が続いていましたが、今夏のパリ五輪開幕まで半年を切る中で、異例の事態となりました。 シグルドソン監督は、現役時代に世界最高峰リーグのドイツや日本の湧永製薬でプレー。オーストリア代表、ドイツ代表監督を歴任し、国際ハンドボール連盟(IHF)世界最優秀監督賞を受賞しています。17年から男子日本代表監督の指揮を執っていました。 日本ハンドボール協会は経緯を説明。シグルドソン監督との契約期間はパリ五輪終了までとなっていましたが、今月3日にシグルドソン監督から、オリンピックの開催を待たずに男子日本代表監督を辞任し、他国の監督に就任したいという意向が伝えられたといいます。 これを受けて日本ハンドボール協会は「契約に基づき適切に対応をしてまいりますと共に、現在協議・検討をしております後任の男子日本代表監督の選任に関しましては、決定次第お知らせします」とコメント。後任の選任も進めるとしました。