“センスのいい人”ってどんな人? ともさかりえさん、五明祐子さん、福田麻琴さん、竹下玲奈さん、浜島直子さん、目黒越子さん、森 ユキオさんに聞きました
すべて私服、すべてセルフスタイリング。だからこそわかる、もの選びと着こなしの極意 一生もののおしゃれセンスの磨き方
2025年を迎えるスペシャルな合併号で、『LEE』では新たなテーマに挑戦します。「おしゃれセンスの磨き方」――。私たちが真に身につけたいと思っている"センス"に真正面から向き合うことで、新しい年をポジティブにスタートさせたいという想いを込めた企画です。めまぐるしく移り変わる時代、自分らしさを表現するセンスを味方につけるために。新しい年の幕開けとともに、さあ、新しい扉を一緒に開きましょう!
「センスがいい人」の正体とは?そしてセンスを磨くためには…
「私は仕事柄、いわゆる"センスがいい"と言われる人に会う機会が多く、そのたびに、"おしゃれな人"との圧倒的な違いについて感じずにはいられません。彼らは一様に、自分らしさや自分の"好き"を軸にしながら、周囲をじっくり観察して時代のムードを敏感かつしなやかにとらえ、日々進化している。それが私が思う、センスがいい人の共通点です。つまり、決してひとりよがりではなく、鋭い客観性があること。 "おしゃれな人"と"センスがいい人"の違いはそこにあると、私は思うのです。考えてみれば、"センスがいい"とは、主観ではなく、とても客観的な感覚です。おしゃれのセンスだけでなく、スポーツにしても、芸術・芸能にしても、もっと広く言えば、経済・政治の分野にしても、どんなジャンルにあっても、才能豊かな人は、"センスがいい"と表現されます。その言葉が、各々が情熱を注いでいることへの最大の賛辞であるからこそ、私たちは、"センス"を追い求めるのではないでしょうか。 そして今、あらためて思うのは、"センスは磨ける"ということ。自分を客観視して自分らしさや好きを見つめ直し、時代を冷静にとらえ、前向きな進化を続ける。そうすれば私たちは誰しも、"センスがいい人"になれるチャンスがある。『LEE』が2025年の新年合併号でセンス磨きの巻頭企画を組んだのも、そんなポジティブなメッセージを込めてのことだと思うのです。その具体的なセオリーやメソッドについて、今回、26ページにわたる特集でたっぷり解説しています。『LEE』を代表する"センスのいい人"を通して、ぜひ、一生もののおしゃれセンスを磨くヒントを見つけていただけたら、とてもうれしいです」──ファッションエディター 磯部安伽さん ●磯部安伽さん Yasuko Isobe/ファッションエディター 大手出版社の雑誌編集部勤務を経て独立。以後、雑誌や広告、カタログ等で活躍を続ける。LEEのファッション特集の中核を担い、編集部はもとよりモデルやスタイリストからも絶大な信頼を得ている。著書『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)には、客観的なおしゃれの極意が満載。 Staff Credit モデル・スタイリング/高垣麗子 撮影/渡辺謙太郎 ヘア&メイク/中山友恵 取材・原文/磯部安伽 撮影協力/小林真珠 こちらは2025年1・2月合併号(12/6発売)「一生もののおしゃれセンスの磨き方」に掲載の記事です。 ※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年1・2月合併号現在)です。