豪快ヘッドで勝ち点1獲得に貢献! マジョルカの“エース”「マドリー相手にゴールを決めることは本当にすごいこと」
マジョルカのFWヴェダト・ムリキが、18日のレアル・マドリード戦を振り返った。同日、地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』が伝えている。 【ゴール】ムリキの豪快ヘッド炸裂 “コソボの海賊”がレアル・マドリードから勝ち点1を強奪した。マジョルカ在籍4年目のシーズンとなるFWヴェダト・ムリキは、18日に行われたラ・リーガ開幕節レアル・マドリード戦に先発出場。プレシーズンから相性の良さを感じさせ、新たな“相棒”として期待されるFW浅野拓磨とともに攻撃を牽引。すると1点ビハインドで迎えた53分、MFダニ・ロドリゲスのコーナーキックから豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。ケガに苦しんだ昨シーズンは7得点にとどまった中、幸先良い今シーズン初得点だった。チームも最後まで善戦し、“白い巨人”相手に1-1と上々のスタートを切っている。 試合後、90分間前線で身体を張り続けたムリキは「しんどい。とても疲れた。ただ、(シーズンを)ゴールでスタートできたことはとても大きなことだから、その価値はあったよ」としつつ、「マドリー相手にゴールを決めることは、本当にすごいことなんだ。子供の頃、よくテレビでこのチームを見ていたからね。そんなマドリーからゴールを決め、スター選手たちとピッチを共有できたことを誇りに思う」と自身のゴールに思いを巡らせた。 本拠地『ソン・モイシュ』で、レアル・マドリードと勝ち点を分け合ったマジョルカ。新チームに対する手応えを口にしたムリキは「彼らが世界最高のチームであることは知っているし、とても難しい試合になることも当然分かっていた。だから僕らにとって、この勝ち点1は素晴らしいこと。来週への大きな自信になる」と明かしている。 ハゴバ・アラサテ新監督からは「今日のムリキを、我々全員が望んでいる。ボールを持っていないところでもチームを助け、空気を与えてくれた」と賛辞を送られたムリキ。躍進のカギを握る“エース”は、自身のゴールでマジョルカにバイタリティをもたらすことはできるのだろか。第2節オサスナ戦での活躍にも期待だ。
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