Jリーガーと初蹴り楽しむ 小中学生ら200人参加 白山市サッカー協
白山市サッカー協会の新春初蹴り会は3日、同市松任総合運動公園で2年ぶりに開かれ、協会加盟チームの小中学生ら約200人が今季Jリーガーとなる市出身の駒沢直哉選手(早大4年)との交流試合でグラウンドを駆け回った。 駒沢選手はJ1に復帰する横浜FCに入団することが決まっている。初蹴り会にはスポーツ少年団8チームの6年生や中学生のエスポワール白山FCの選手のほか、地元のフットサルチーム「ヴィンセドール白山」の選手らも参加した。 駒沢選手は能登半島地震に触れ「サッカーができるのは当たり前のことではなく、感謝しながら、夢に向かって頑張ってほしい」と小中学生を激励した。 交流試合で駒沢選手と一緒にボールを追った小中学生はドリブルやシュートの華麗なテクニックを間近で目にし、技術の向上を願いながら今年の飛躍を期した。 開会式では、寺越和洋会長が「サッカーを通じて成長してほしい」とあいさつし、田村敏和市長、吉本史宏市議会議長が激励した。 能登半島地震で一時、白山市に避難し、同市の12歳以下選抜チーム主将を務めた輪島市の白崎秀さんが選手宣誓した。続いて新年の飛躍を誓い、出席者がグラウンドへボールを蹴り入れた。