厚木の青パト120台、年末年始の特別警戒 250人が合同出陣式
年末年始の犯罪や交通事故を防ごうと年末年始特別警戒合同パトロール出陣式が20日夜、厚木市中荻野の荻野運動公園で行われた。厚木署と厚木市、愛川町、清川村、防犯ボランティア団体、青色防犯パトロール隊など計約250人が参加。青色防犯パトロール車両(青パト)120台が同公園を出発し3市町村内のパトロールに向かった。 出陣式で横田和道厚木署長は「自宅で無施錠の自転車が盗まれるなど自転車盗難が増加し、特殊詐欺も高止まり傾向。8月31日には本厚木駅近くの貴金属買い取り店で闇バイト3人による強盗事件も起きた。不審者を見かけたら遠慮せずに110番してほしい」と呼びかけた。山口貴裕厚木市長は「青パトが市内をくまなく走ってくれて市民が安心できている。これからも見守りをお願いしたい」とあいさつした。 同署生活安全第1課の後藤龍明課長は「パトロールの目的は犯罪者を接近させないことなので公園、コンビニ、金融機関でとどまる駐留警戒をお願いしたい」と要請。参加者は各自の青パトに乗り込んで青色回転灯を光らせ、同公園駐車場から次々とパトロールに出発した。
神奈川新聞社