導入した農業法人は「作ってくれた人に感謝」里芋、大根、長芋、蓮根…根菜類栽培農家の悩みを信州企業のスゴ技が一発解決 泥まみれの野菜があっという間にきれいに 生かされたのは洗車機開発の技術
長野県で栽培が盛んな里芋や長芋などの根菜類。 生産者を悩ませるのが泥です。 強く洗えば傷が付くし、水洗いで手が冷たいし…など大変です。 【写真を見る】導入した農業法人は「作ってくれた人に感謝」里芋、大根、長芋、蓮根…根菜類栽培農家の悩みを信州企業のスゴ技が一発解決 泥まみれの野菜があっという間にきれいに 生かされたのは洗車機開発の技術 しかしその悩みを解消する機械を千曲市の企業が開発しました。 その実力は? 長野県のお隣、新潟県の上越市。 こちらの農業法人の畑では11月、重機を使ってある作物の収穫が始まっていました。 百姓や本舗・上野一美会長: これは? 「キクイモですね」 田原花音さん: 「栄養価が高く腸活でも有名です」 土から掘り出していたのは「キクイモ」です。 20アールの畑で栽培し、昨シーズンはおよそ1トンを出荷しました。 最近人気上昇中のキクイモですが、収穫量が増えれば増えるほど、スタッフを悩ませていたことがあります。 それは・・・ 上野会長: 「とにかく形がこれでしょ? 洗うのがすごく大変」 しかし、今年の春「ある機械」を導入したことで劇的な変化が! 五十嵐力さん: 「すごく楽。家庭用の洗濯機に洗濯物をポンと入れるのと一緒」 上野会長: 「作業効率が2倍…いや3倍、4倍に」 中澤アナウンサー: 「キクイモ洗いの作業を変えてしまう機械を開発したのはこちらエムケー精工さん。どんな機械か確かめてきます」 千曲市の「エムケー精工」。 キクイモを洗う「スゴイ機械」を開発し、子会社の「エイザックス」が販売しています。 エムケー精工の主力製品の一つは、「門型洗車機」。 これまで培ってきた「洗う」技術を生かした機械が! 「こちらです!」 ポンプのような機械がついた水槽が3つ。 これが、泥まみれの芋をあっという間に洗うという「二流体根菜洗浄機(にりゅうたいこんさいせんじょうき)」です。 エイザックス・佐藤真二さん: 「水流を起こし旋回させて洗います。強い水流と泡がすき間に入り込みきれいに洗い流します」 泥まみれの複雑な形のキクイモが果たしてどのくらいきれいになるのか? まずは手で洗った場合と比べてみます。 中澤アナウンサー: 「キクイモを手で洗ってみたいと思います」 「冷たい!落ちない、だめですね」
【関連記事】
- 「こんな国に産んでごめんね…」「こんな腐った世の中を見せずにすんで良かった…」ともに我が子を事故で亡くした母親が残した言葉…親が調べて検察を動かし中3死亡事故は最高裁の判断へ、変わらない交通事故初動捜査の問題点
- 「極刑にしてほしい…」涙で声を震わせ妻の母親が証言「娘の苦しさを味わわせたい…」【現職県議の妻殺害事件】「本当に辛かった…なんでこんなことに、頭が真っ白に」娘を失った母が怒りの訴え
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 県幹部など招き「マツタケ狩り」過去には国会議員も参加…「ビニール袋に入れて持って帰ってもらった時も…」規格外品はお土産に、30年来にわたって村有林で…今後の実施は見送り
- 「結婚するつもりだよ、幸せにする自信がある…」SNSやり取り公開「結婚を迫られた…」元交際相手が証言「話を聞いてくれないとストーカーになりそうだ…」と一方的に…【現職県議の妻殺害事件】