導入した農業法人は「作ってくれた人に感謝」里芋、大根、長芋、蓮根…根菜類栽培農家の悩みを信州企業のスゴ技が一発解決 泥まみれの野菜があっという間にきれいに 生かされたのは洗車機開発の技術
3分ほど洗いましたが、複雑な形なので、どうしてもくぼみなどに泥が残ってしまいます。 根菜の洗浄機はキクイモをどれだけきれいにできるのでしょうか。 中澤アナウンサー: 「これ全部入れます?」 「15キロを一気に投入!」 15キロのキクイモを一気に洗います。 空気の泡と水を噴射して3分ほど経過すると・・。 中澤アナウンサー: 「きれい!」 「負けた!文明に負けた」 水中のごみをキャッチするろ過装置は特許を取った独自の技術。 ためた水を循環させて洗うため節水にもつながります。 この春、洗浄機を導入した新潟県上越市の農業法人。 先ほど掘ったキクイモをさっそく機械の中へ。 粘土質の厄介な泥がみるみる落ちていきます。 複雑な形でもきれいになっていました。 五十嵐さん: 「やる前は少しどうかなと思ったが、全然きれいになるし、なにより体が楽」 上野会長: 「効率が上がり事業が拡大できる。この機械のおかげ。作ってくれた人に感謝」 エイザックスでは今年6月、これまでの200リットルタイプに加え、一度に約100キロ洗える500リットルタイプを発売。 水流の強さを調節でき、サイズも大きいため、長芋や大根、蓮根など長い根菜や、葉物野菜など、洗える農作物の幅が広がりました。 農業人口の減少を食い止めるカギは、「効率化と省力化」。 信州のものづくりの技が支えていきます。
信越放送
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