沖縄の基地負担軽減や基地から派生する問題の解決の必要性を発信するため県が、招へいした国連の特別報告者が、18日玉城知事と面談しました。 　18日に県庁で玉城知事と面談したのは、有害物質と廃棄物に関する国連特別報告者のマルコス・オレリャーナ氏です。 　今回のオレリャーナ氏の訪問は、沖縄の基地問題などの解決の必要性などを幅広く発信し、問題解決に向けた国際世論の形成を図るために県が招へいし実現したもので今回は、PFAS問題について視察などを行う予定です。 　玉城知事は「いろんな場所を視察していただきながら、これが沖縄の水と生活と文化に関わることなんだと感じ取っていただければ私たちにとって大きな喜び」と述べました。 　オレリャーナ氏は、有機フッ素化合物は、環境に害を及ぼすことから多くの国で問題になっていると話し、「あらゆるレベルで解決を促進することが私に課せられた任務」と述べました。 　オレリャーナ氏は、滞在中に在沖アメリカ軍基地やPFASが検出されている河川などを視察するほか11月20日には、シンポジウムに登壇します。