交通事故の死亡者数 過去最少に 神奈川県警
去年1年間、神奈川県内で発生した交通事故で死亡した人の数が過去最も少なかったことが、神奈川県警のまとめで分かりました。 県警によりますと、去年1年間、県内で発生した交通事故は2万754件でケガをした人の数は2万4105人でした。 いずれも前の年と比べて減少していて、平成に入ってからは2番目に少ないということです。 また、死亡者数については109人で記録が残る1948年以降で過去最少となりました。 死亡した人のおよそ7割が二輪車の運転中と歩行中の事故だということで、二輪車は右左折時と車両の単独事故が全体のおよそ5割を占め、歩行中に死亡した人は信号無視や酒を飲んだ状態で道路で寝そべるなど半数以上に法令違反が確認されており、歩行者側に原因があるケースも少なくないということです。 県警の担当者は「発生件数や死亡者数など前の年と比べて減少したが、引き続き交通ルールを守っていただき交通事故にあわないようにしてほしい」と注意を呼びかけます。