有害性指摘のPFAS 岡山市御津地区のため池などからも検出 高い所で国指針値の3.2倍【岡山】
岡山放送
岡山市北区御津地区を流れる旭川支流の三谷川周辺で有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFASが国の暫定指針値を超えて検出された問題で岡山市は12月25日、流域にあるため池などからも指針値を超えるPFASが検出されたと発表しました。 11月に岡山市が行った水質調査で明らかになったものです。これまでの調査では岡山市北区御津地区を流れる三谷川や石原川などで最大で国の指針値の6.4倍のPFASが検出されていました。 今回の調査では流域にある農業用のため池、高津下池で指針値の3.2倍、谷池で指針値の2倍など調査した12地点のうち7地点の川やため池で指針値を超えたPFASが検出されました。 市によりますと市内全域の水道水に影響はなく今のところ健康被害の報告はないということです。市は周辺への聞き取りを続けるなどして原因の特定につなげたいとしています。
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