叩かれるべきは上沢直之ではなくルール!大久保博元氏「行っていいのに悪者はおかしい」
元日本ハムの広瀬哲朗氏(63)をゲストに招き、大久保博元氏(57)が自身のYouTube「デーブ大久保チャンネル」を更新。批判的な声が上がっている上沢直之投手(30)を擁護した。 広瀬氏は自身のYouTubeで、日本ハムからポスティングでメジャー挑戦したが1年後に帰国し、古巣ではなくソフトバンク入りした上沢を批判し、注目を集めた。 「俺のはただのファンの意見だから」と広瀬氏も戸惑ったが、新庄剛志監督もコメントするなど騒動は収まらない。 大久保氏は「でも一番はルールですよね」と上沢が矢面に立たされる状況に同情した。 「ルール上行っていいのに(行ったら)悪者になっているのはおかしい。(ファンは)何やってんの、という気持ちにはなるでしょうけどね」と、指摘した。 大久保氏は楽天2軍監督時代のフレッシュオールスターで楽天の投手が急きょ先発回避でみんなが大慌てしたとき、上沢が代役に手を挙げてくれた思い出を明かし、人間性を称えた。 その上沢が今回叩かれているのは「ルールがおかしいから」とバッサリ。「(ポスティングから)1年で戻ったら元の球団と契約して、そこからトレードなり、FA取得を待つなりすればいい」と主張した。 日本はFAの権利を利用した移籍でも批判されることがある。 広瀬氏も「ファンの声は“え、何で?”だけど、彼本人は悪くない。ファイターズが頑張ってソフトバンクをやっつけるしかない」と、グラウンド以外での敵対感情は持つべきではないと訴えた。