「うおっ!これは耐えられない」フリマアプリで購入した商品の“悪臭”に辟易する人たち 外見や梱包は問題なくても「においまでは事前にチェックできない」
なるべく安く購入することを考えた時、中古品や他人の不要品が安く出品されているフリマアプリは重宝するだろう。しかし、出品相手の素性がわからずに商品を購入することになるために、思わぬ事態に驚くことがある。その一つが『におい』問題だ。
写真からはそのにおいまでは伝わらないばかりか、においの感じ方には個人差が大きい。自宅に届いた荷物を開封した時、とんでもない悪臭がすると、せっかくの買い物が台無しになるというもの。実際に“におい被害”を経験したことがある人たちに、どんな状況だったのか、またその時の対処法を聞いてみた。
ギターケースに染み付いた強烈な刺激臭
趣味のギター用のハードケースを買ったKさん(埼玉県/30代男性)が遭遇したのは想像を絶するほどの強烈な「獣臭」だ。 「家でギターを保管する用のケースを買おうと思って、フリマアプリをチェックしていた時のことです。綺麗さは求めていなかったので、とにかく安いものを探していると『外装は傷ありですが、中身は綺麗で使用感も少ないです』という説明のケースが出品されているのを見つけて即購入。他の相場に比べて3000円も安かったので即決でした。 ケースが届いて梱包を開けると、出品写真と比べて少し傷が多いなと感じましたが、安かったし、気にするほどではないと思って、そのままケースを開けました。すると、鼻がおかしくなったのかと思うほどの悪臭が……」 そのにおいについてKさんは、「ケースの中で動物を飼っているような…、猫のオシッコみたいな強烈な刺激臭」だと述懐。 「これでギターを保管するのは無理だと思い、出品者に悪臭の件を含めて連絡をしたら『ごめんなさい。うちで飼っていた猫だと思います』と謝罪してくれたうえ、返品ができたので大事には至りませんでした」(Kさん) それ以来、プロフィールにペットを飼っているかどうかに目を光らせるようになったというKさんは、「動物を飼っている人は、そのにおいに慣れてしまって気づかなくなっているのかも。『家庭にペットがいます』等の注意書きをしてくれるとありがたい」と話す。