福井県が「美食フェア」、10月31日まで 若狭牛、ふくいサーモンなど20品目が対象、106店舗が参加
福井県は、県の食材を使ったメニューを提供する県内の飲食店・宿泊施設106店舗を対象とした「美食福井フェア」を10月31日まで開催している。県産食材の認知向上と販路拡大が目的で、2024年3月に続いて2回目。 今回対象となる食材は、県産米「いちほまれ」や若狭牛、ふくいサーモンなど20品目。県は、参加店舗の中から4店舗の提供メニューを発信した。 「海鮮アトム」―県内全9店舗が参加し「ふくい名水サーモン」の握りなどを提供する。ふくい名水サーモンは、「ふくいサーモン」のうち、淡水だけで育った魚。「しっかりとした甘みともちもち食感が魅力」だという。 「クイーンアリス」(福井市町屋1丁目)―ランチの中で、「越(こし)のルビー」といわれるスイートトマトと九頭竜まいたけの「舞茸炊き込みご飯」を提供。スイートトマトは湯むきした酢のソースを合わせた「さっぱりとした一品」と説明。 大久保茶屋(福井市小山谷町)―足羽山に店を構える老舗で、「若狭牛丼とおろしそばのセット」を提供。牛丼は福井の地がらしを使ったしょうゆベースのたれを絡めた。 五作荘(福井県高浜町)―ふぐ料理が自慢の料理民宿。提供する「ふぐのフルコース」はふぐ料理11品。内容は定番のてっさやてっちりの他、卵巣を粕漬けにした珍味「福のこ」、スモークマリネといったオリジナルメニューなど。 デジタルスタンプラリーも開催している。詳細はフェア特設サイト。