超レア! バブル末期を象徴する「ケーニッヒ仕様8シリーズ」…2年越しで前オーナーから譲ってもらったV12モデルと思い出を作っていきます!
BMW LIFE owner’s meetingで注目を集めた850iケーニッヒ仕様
BMW専門誌『BMW LIFE』が主催する初のオーナーズミーティング「BMW LIFE owner’s meeting」が、2024年10月27日に富士スピードウェイで開催されました。これはさまざまな自動車雑誌を送り出している交通タイムス社が主催する一大イベント「AUTO MESSE REAL」のコンテンツのひとつ。全国から100台近い新旧BMWが集まったミーティング会場でもひときわ注目を集めていた、初代「8シリーズ」のケーニッヒ仕様のオーナーに話を聞いてみました。 【画像】ワイドフェンダーにリアウイングも勇ましい! BMW「850 ケーニッヒ仕様」を見る(11枚)
この個体に出会ってから2年越しで入手したばかり
歴代BMWにはスポーティなセダンの他に流麗なクーペもそのラインナップに用意されてきたが、こちらは1990年代を代表するラグジュアリー・クーペ、「850i」(E31)である。1989年のフランクフルトモーターショーで発表され、翌1990年から1999年まで、10年にわたって生産された初代「8シリーズ」。前任の「6シリーズ クーペ」(E24)が古典的でノーブルな美しさだったのに対し、8シリーズはリトラクタブル・ヘッドライトを備え、リアサスペンションにはマルチリンクが採用されるなど、端正なプロポーションの中にもアグレッシブな印象を与えるものであった。とくにフロントマスクの風貌は、あのミッドシップのスーパースポーツ、「M1」にも通じるイメージだ。 「昔からずっと欲しかったクルマでした」 と語るのはオーナーの篠原晃男さん。知り合いの関わるミーティングに参加した時にこの個体に出会い、そのオーナーに「もし手放す気になったらぜひ声をかけてほしい」とお願いしておいたところ、後日そのオーナーから連絡が入り、つい最近、自分の元にやってきたとのこと。 「最初の出会いから2年越しで入手できました。オドメーターは14万km以上ですが、買ったばかりなので自分の手元に来てからはまだほとんど走っていません。今後は自分とこのクルマとの思い出を作っていけるよう、今日のようなイベントに参加したり旅行に出かけたりしていきたいです」 と、愛車と過ごすこれからの時間を楽しみにしているという。
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