シンプルイズベストの極み! 京都・元田中で食べるカチョエペペは必食の完成度だった
その他、名物料理もご紹介
店のメニューには、前菜、パスタ、メインなど多く書かれており、アラカルトで頼むのがおすすめのスタイルだが、ここで「名物!!」と書かれたメインもご紹介。
フィレンツェ「トラットリア ソスタンツァ」の名物料理で、小麦粉を打った鶏肉に卵液をくぐらせ、バターを溶かした鍋の中に入れて焼く。低温を保ち、泡立ったバターでじっくり火入れするのがポイントだ。鶏肉は前もって塩水に漬け保水している。
いただくと、バターの香りはもちろん、鶏肉の胸肉とは思えないジューシーさに驚かされる。こちらも見た目はシンプルながら、他にはない味わい深い料理なのだ。
カチョエペペで京都の基準へ
「今後、カチョエペペでは、京都、ひいては日本のイタリアンの基準になりたい。こんな大きなことを言うと先輩に怒られてしまうかな……」と笑う櫻井さん。まずは、このカチョエペペの完成度を味わいに(鶏胸肉のバター焼きも!)訪れてほしい。
イタメシ サクラ伊食堂
住所 : 京都府京都市左京区田中里ノ前町55 TEL : 075-708-3548 ※価格は税込。
撮影:福森公博 取材、文:木佐貫久代