シンプルイズベストの極み! 京都・元田中で食べるカチョエペペは必食の完成度だった
門上さん「友人がぜひとも連れて行きたい店があると言われ、同行しました。カチョエぺぺはメニューに「25分掛かります」と書かれており、興味を持ちました。食べた時には、高校生の時に初めて作ったパスタを思い出しました!」
これがカチョエペペの作り方!
櫻井さんにカチョエペペを作ってもらった。「どの調理法が正解!というわけではなく、いろんな調理法があって、かなり研究しましたよ」と話す。ポイントはソースの水分量を見極め分離させないことと、チーズを凝固させないように温度をコントロールすること、とのこと。また、「細麺だとチーズに負けてしまうので、太めのパスタを選ぶといいですよ」とも。
パスタはイタリア・ヴィチドーミニのスパゲットーニを使用。長さ約50cm! 太さ2.2mm
パスタを茹でる。長いので半分に折る。パッケージには茹で時間18分と表記されているが、実は25分が最適とのこと
ソースの材料は無塩バターのほか、ペコリーノロマーノ、パルミジャーノの2種のチーズ。ペコリーノロマーノだけでは塩気が強すぎるので、1:1の割合で
チーズは削っておく
鍋に水、無塩バター、黒コショウを入れ中火にかける。水分がないと分離しやすいので水は必ず入れること
鍋に茹で上がったパスタを投入しからめる。少しとろみがついたら火を消す
チーズを入れる
手早くクリーム状になるように混ぜる。このとき、火を消して温度が下がっていないと固まってしまうので注意
皿に盛り黒コショウをしっかりかけて完成!
これが門上さんおすすめのカチョエペペ!
白いソースをうっすらまとった麺に黒コショウのみ。なんとシンプル、かつド直球のパスタなのだろう。一口頬張ってみると、まずはチーズの風味をがつんと感じ、噛むほどに、麺の小麦のうまみが伝わってくる。黒コショウがいいアクセントだ。食べ飽きるのでは?と思ってしまうビジュアルだが、もう一口、もう一口と病みつきになるおいしさだ。
門上さん「太めのスパゲットーニのもちもちとした食感と弾力が印象的。もちろん小麦の味も感じられます。チーズの絡み具合、ねっとりした食感が感動的。チーズとコショウだけ。シンプルイズベストの典型だと思いました。」