星稜、京都橘に4発で大勝し決勝へ進出 富山一も初の決勝へ
第92回全国高校サッカー選手権大会は11日、東京・国立競技場で準決勝2試合が行われ、第一試合で富山一(富山)が2-2の同点、PK戦(5-3)で四日市中央工(三重)を下し、初の決勝進出。第2試合では星稜(石川)が前回大会準優勝の京都橘(京都)に4―0で大勝し日本代表MF本田圭佑(27=ACミラン)も成し遂げることができなかった決勝進出を果たした。北陸勢同士の決勝戦は史上初。決勝戦は13日に国立競技場で行われる。 富山一、星稜ともに北信越勢として初めての快挙となった。富山県勢は過去には1935年の富山師範(現在の富山大学の前身の1つ)、1999年、2000年の富山一と3度、準決勝に進出していたが、決勝には届かず。石川県は本田圭佑を擁した星稜が2004年に初の4強入りしたが、市立船橋(千葉)にPK戦の末敗れた。昨年も準決勝まで駒を進めたが、あと一歩及ばなかった。 北信越勢としても快挙となる。北陸では福井県の丸岡が1997年に3位が最高。信越の長野県、新潟県勢も同様に決勝進出がない。