「G430 MAX 10K」は打点ズレに強く、適度なスピンで真っすぐ飛ぶ! 【ガチ試打計測・動画あり】
この2打目の弾道とデータを見た小島プロは、「10ミリ下に当たっているので、打ち出し角が14.6度、スピン量は3714rpmと多いんだけど、それでも癸生川プロが言うように確かに球が上がる印象ですよね。注目したいのは、トウ側に13ミリもズレて当たっているのに、風がない状態(GCクワッドのデータ)で目標から5ヤード右、風がある状態(トラックマンデータ)でも9.8ヤード左ですから、曲がり幅としては少ないですよね」という評価だ。
ここまでトウ側でのヒットが続いたので、「ヒール側で打ってみて」との小島プロからのリクエスト。しかし、癸生川プロはなぜかヒール寄りでヒットせず。 これに小島プロが一言、「癸生川プロがこれだけヒールに打とうとして構えても、まったく当たらないということは、確実にヒールに当たりづらいクラブということになります。クラブのコンセプトかは分からないけど、ヒールに当たるとスピードも距離もマイナスになるので、このヒールに当たりづらいということはいいことだと思う」という意見を出してきた。 おそらく、プロのヘッドスピードだとシャフトが遠心力に負けてヘッドがトウダウンを起こし、ヒールに当たりづらくなっていることも考えて、42m/sくらいで振ってみることに。 すると、ヒールでヒット。データを見た小島プロが驚いた。
「今は17ミリヒールです。ゴルフクラブで一番飛ばない所に当たっているんだけど、打球は少し左に出てからギア効果で戻ってきて、目標に対して5.2ヤード右に着弾している。つまり、ほぼ真ん中です。これは凄いことだと思いますよ」。 本編のみんなのゴルフダイジェストのYouTube「みんゴルガチギアトラック」では、小島プロが“ガチで凄い”と思った『G430 MAX 10K』の性能評価と癸生川プロの、こんな人のにお勧めコメントなどを見ることができるので、ぜひ! PHOTO/Tomoya Nomura THANKS/アコーディア・ゴルフ 技術研究所 ※2024年2月2日22時30分、一部加筆修正しました。
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