「キャリアで最高の日」大会最優秀選手に輝いたロドリ、ユーロ決勝は負傷で前半のみプレーも欧州王者に誇り「全てを出し切れば報われる」
スペイン代表のMFロドリがユーロ2024を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 【動画】ロドリは前半のみで交代も…欧州王座の座を勝ち取ったイングランド戦 準決勝でフランス代表を破り、3大会ぶりのファイナル進出を決めたスペイン。14日には欧州王座の座を懸け、イングランド代表と対戦した。 前半をゴールレスで終えたスペインだが、ハーフタイムにはロドリが負傷交代するアクシデント。しかし、後半開始直後にFWラミン・ヤマルの仕掛けから、ボックス左に走り込んだニコ・ウィリアムズが左足で決め、先制に成功した。 73分に追いつかれてしまうが、86分にはFWミケル・オヤルサバルがDFマルク・ククレジャのクロスを押し込んで再び勝ち越し。そのまま試合を終え、3大会ぶり最多4度目のヨーロッパチャンピオンに輝いた。 決勝こそ45分のプレーに終わったものの、大会を通じて攻守に絶大な存在感を示したロドリ。欧州サッカー連盟(UEFA)が選ぶ大会最優秀選手にも選ばれたMFは、先輩たちに続くユーロ制覇に喜びを隠さなかった。 「おそらく今日は僕のキャリアで最高の日だ。難しかったけど、僕らはヨーロッパチャンピオンだ。僕らはヨーロッパで最も成功した代表チームになった。これまでの世代の選手たちが道を示してくれた。スポーツの世界でも、人生においても、全てを出し切れば報われる」 「僕らは4チームの元世界チャンピオンを破り、歴史を作った。最もタフな組み合わせのなかで勝ち抜き、チームのメンタリティが証明された。これはこれまで培われてきたものだ」 「僕らの多くは17歳以下、19歳以下、21歳以下のレベルのチャンピオンだった… デ・ラ・フエンテ(監督)は自分が何をしているかわかっていた」
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