『三陽食堂』なら東京駅から歩いてアジフライの聖地、松浦産を味わえる
アジフライの聖地、松浦産を東京駅の地下街で味わう
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやってきたのは東京都のど真ん中、東京駅です。普段、あまり東京駅を使うことは無いのですが、アジフライの店があるということで都心での所用のついでに立ち寄りました。 【画像】東京駅の広大な地下街にある『三陽食堂』のアジフライを画像で見る(21枚)
筆者的な東京駅のイメージは丸の内側の昔ながらの煉瓦造りの駅舎なのですが、今回の店があるのは近未来的な外観の八重洲口の地下に広がる「八重洲地下街(ヤエチカ)」です。この「ヤエチカ」は、東京最大、日本では2番目の広さの地下街で、東京駅八重洲口はもちろん「東京駅一番街」、「グランルーフフロント」、「グランアージュ」にも接続して広大な地下都市という様相です。 「ヤエチカ」には約180件のテナントが入っており、飲食店も多く営業しています。また地下2階の「東京駅八重洲パーキング」とも直結していて、首都高速八重洲線の八重洲出入口から直接入ることができるので、クルマで訪れたい時も便利なのですが、筆者的に重要なのはバイクも利用できるということです。バイクが停められる駐車スペースは東駐車場にあり、料金は30分220円です。 この東駐車場から階段を上がると「ヤエチカ」の一番東側に出ます。そのすぐ近くにあるのが今回の目的の店「三陽食堂 東京駅ヤエチカ店」です。
水産会社大手「株式会社三陽」の直営店で、福岡県に3店舗と「東京駅ヤエチカ店」を展開しています。名産地である長崎県松浦市で獲れたアジを自社でアジフライに加工して提供しているのです。松浦漁港や福岡市内には、アジフライの自動販売機も展開しています。 というわけで、東京でも松浦のアジフライが食べられるのです! 店に入り、まずは券売機で食券を購入します。この券売機はキャッシュレス専用で現金は使えません。 メニューを見ると、アジフライが含まれるのは、アジフライ2枚と3枚から選べる「アジフライ定食」、アジフライ2枚と唐津発祥の「いかしゅうまい」がセットになった「アジフライ揚げいかしゅうまい定食」、通常の3倍以上大きい「特大アジフライ定食」と「特大アジフライカレー」があります。 「特大アジフライ」も気になるところですが、ベーシックに「アジフライ定食(3枚)」を選択します。筆者が訪れたのは13時頃だったのですが、14時半からは「アジフライ食べ放題」もやっているそうです。半身のフィレなので5枚くらいは軽くイケる気がします。