【人気整理収納アドバイザーが実践】コンパクトな家に植物を取り入れるなら、天井に!
SNSやトークイベント、また雑誌『レタスクラブ』の連載などで活躍中の、人気整理収納アドバイザーで、ルームスタイリストのひでまるさん。47m2の1LDKマンションに、パートナーと2人で暮らしています。コンパクトな空間ながら、ひでまるさんのお宅はゆったりとくつろげて、快適に暮らす工夫がいっぱい! そんな噂を聞きつけ、レタスクラブ編集部の編集Tがお宅をルポ取材させていただきました。今回はそのなかで、素敵に植物を浮かせて飾るアイデアをチェックします! 【画像を見る】植物を天井や壁に飾るためのお役立ちアイテム ■大きな植物は天井からつるすことで、通り道を塞がない! むき出しのコンクリート天井など、モダンな内装が気に入って、パートナーとマンションを購入したのが約5年前。「当時この家には植物が1つだけでした。ほかに、服や雑貨、そのほかにもものが溢れていて、植物を楽しむ余裕がなかったんです」 在宅勤務などが増え、家にいる時間が長くなったことで、ひでまるさんは居心地の悪さを感じ、不用なものを一斉に片づけることに。すっきりした空間になったいっぽう、殺風景でさみしい気持ちにも。 「その頃から2人で植物を育てる楽しさにハマり始め、1つ2つと増やしていきました。でも、うちは47㎡と広さに限りがあるので、はじめは置き場に悩みました。大きな鉢は置けないけれど、でも天井につるしたり、壁にかけたり、浮かせたらいいんじゃない?ということで、 つるせるタイプの植物を増やしていきました」 S字フックや照明用レール、カラビナなど、さまざまな道具を利用して、家中の天井や壁に植物をつるすことができ、にぎやかで奥行きのある空間になっています。 「植物がすくすく育っていくと、耐荷重については注意しなければいけませんが、葉がどんどん大きくなっても通り道を塞ぐようなこともありません。目線が上に向くので、空間の狭さが気にならず、そして気分も不思議と上向きになります!」 ■伸びたツルはフックにひっかけて、壁を彩って ツル性の植物は、壁や天井につるほうが垂れてのびる葉を楽しむことができます。「すくすく成長しすぎたツルの部分は、壁に100円ショップで手に入れたフックを貼り、そこにひっかけて壁のアートとして楽しんでいます」 ※植物をつるすときは、フック等の耐荷重をよく確認してください。 教えてくれたのは ひでまる(安藤秀通) インテリア&整理収納をサポートするルームスタイリストとして、多くの個人宅をすてきに改善して話題に。『レタスクラブ』2024年3月号から連載「ものをとことん浮かせば家はキレイになる!」がスタート。著書に『47m2、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』(小学館)。 Instagram:@hidemaroom 撮影/木村文平 取材・文/田中理恵