元“クロップ右腕”解任の川村拓夢所属ザルツブルク、レッシュ氏の帰還を発表! ボーフムでは浅野拓磨と共闘
川村拓夢が所属するRBザルツブルクは18日、トーマス・レッシュ氏の新指揮官就任を発表した。契約期間は2027年6月まで。2025年1月3日(金)の記者会見を経て、新体制でのトレーニングがスタートすることも合わせて伝えている。 ドイツ出身のレッシュ氏は同国の複数クラブで指導者としての経験を積むと、2012年からはザルツブルクにスタッフ入り。U-16指揮官、アカデミーのフットボールディレクター、トップチームのアシスタントコーチなどを経て、2015年12月からはトップチームの暫定監督も務めた。その後はザルツブルクを離れ、オーストリアやドイツのクラブを指揮した後、フィテッセを経て、2022年9月からはボーフムなどの監督を務めていたが、2024年4月に解任されていた。また、在任期間では日本代表FW浅野拓磨と共闘している。 今季から元リヴァプール指揮官のユルゲン・クロップ氏の右腕として働いていたペパイン・リンダース氏を招へいしたザルツブルク。しかし、リーグ戦では13勝7分け8敗の5位と低迷。また、チャンピオンズリーグでは6試合中5試合を落とし、32位に沈んでいた。こういった状況を受けて、同クラブは16日にリンダース氏の解任を発表していた。 ザルツブルクへの帰還が決まったレッシュ氏は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「ここに戻ることができて本当に嬉しい。ザルツブルクは私にとって特別なクラブで、すでにいろいろなことを経験してきたが、今は監督として復帰することができる。できるだけ早くクラブのみんなと打ち解けたいし、楽しみにしている。チームとして一緒に成長していくことが大切だ。全員が同じ目標に向かって進んでこそ、成功できるのだからね」