2試合連続で30得点を挙げた京都精華学園のユサフ ボランレ アイシャット［写真］＝SoftBank ウインターカップ2024

　12月25日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の女子3回戦が東京体育館で行われ、岐阜女子高校（岐阜県）が三田松聖高校（兵庫県）を下し、準々決勝進出を決めた。 　3年連続の夏冬連覇と、U18日清食品トップリーグも含めた高校3冠がかかる京都精華学園は、試合序盤こそ長距離砲を果敢に狙ってくる聖カタリナ学園と一進一退だったが、第1クォーター残り4分から満生小珀や桃井優の3ポイントなどが決まり15－0のランでリード拡大。身長191センチを誇るユサフ ボランレ アイシャットが存在感を示し、24点ものリードを奪って折り返した。 　京都精華学園は、ハーフタイム明けの第3クォーターも身長188センチの1年生、ンガルラ ムクナ リヤがペイント内で躍動。高身長の留学生コンビと、多彩なオフェンスを繰り出すガード陣が噛み合い、最終スコア101－56で3回戦を突破した。 　2回戦に続き2試合連続100点ゲームの大勝を飾った京都精華学園は、リヤが33得点16リバウンド、ユサフが30得点15リバウンドでダブルダブルを達成。1年生の満生が5得点2スティール、司令塔の林咲良が5得点4アシスト、桃井が11得点5リバウンドをマークした。 　また一つ連覇に前進した京都精華学園は、明日26日9時30分から東京体育館で行われる準々決勝で、日本航空高校（山梨県）に勝利した鵬学園高校（石川県）と対戦する。 ■試合結果 ＜東京体育館 カップヌードルコート＞ 京都精華学園 101－56 聖カタリナ学園 京都精華｜23｜30｜27｜16｜＝101 カタリナ｜14｜20｜17｜ 5｜＝56