【オートレース】森且行「やっと勝てた」開催5日目で白星ゲット~川口SG日本選手権
予選突破はならなかった。しかし、4年ぶりに戻ってきた日本一決定戦の大会で白星をつかみ取った! オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は3日、埼玉県川口オートレース場で開催中のSG「第56回日本選手権オートレース」5日目・第8R「一般戦」に出走。8車立て、0メートルオープンの8枠から発進し、絶対的に不利とされる大外枠をなんとか耐久して好位へ。トップタイムとなる試走3秒30のシャープな足色で、2周回を終える前には早くも先頭に躍り出てそのままゴール線を通過した。 久々に味わう選手権0メートルオープン戦の勝利に表情はほころんだ。「タイヤが良かったのかな。なめらかで掛かってくれました。エンジンはセットを換えましたがちょっと鈍かった。スタートは大外で良かったのかも。コーナーまで入る時間が長いからね。準決勝戦のメンバーと試走を比べてもドッコイだし、悪くないのかもね」 そしてレースを終えて10分も経過しないうちに、愛車の前に座り込んで「ピストンを調整してフレームを締め直そうと思います」と言うとすぐさま作業に取りかかった。 「選手権でやっと勝てたけれど、来年だよ、来年! でも、その前にまずは出場権を取らないとね! ジムにでも行って鍛えてこようかな~」 勝っても、負けても、すぐに整備。体も鍛え上げる。コースで格好いい姿を披露するためにバックヤードでの労力を惜しまない。今大会初勝利、おめでとうございます。
報知新聞社