J3残留をかけた入替戦1stレグは1-1ドロー YS横浜の倉貫一毅監督「間違いなく簡単なゲームにはならない」「悪くない結果」
Y.S.C.C.横浜の倉貫一毅監督が、J3・JFL入替戦の第1戦、高知ユナイテッドSC戦(A)を振り返った。 J3残留が懸かるYS横浜は1日、J3参入を目指すJFL高知と入替戦1stレグで対戦し、1-1ドロー。開始5分で冨士田康人が先制ヘディング弾も、33分に追いつかれて勝ち越せなかった。 倉貫監督は「ホーム&アウェイというなか、“前半戦が終わって1-1”と捉えています。アウェイに沢山のYSファミリーが来てくれたなか、勝てなかったのは申し訳ないですが、ホーム(2ndレグ)で勝てるよう準備していきます」と総括。 この日、“186cmの韋駄天”、高知FW東家聡樹に少なからず苦しんだYS横浜守備陣。その圧倒的スピードを事前に警戒していたという。 「東家選手はスピードがあって、サイズもある。後半から出てくると思っていたのですが、最初からだったので、そこは高知さんも勝負したポイントだったのかなと」 「東家選手を守るサイドのほうが“わかりやすかった”とは思うんですが、やっぱりスピードのところで、奪えそうな場面でも何本かぶち抜かれた。改めて良い選手だなと思いましたね」 ただ、失点シーンは東家をケアする(YS横浜の)左サイドではなく、右サイドから。 高知は33分、左ウイングバックのDF上月翔聖がロングフィードを綺麗におさめ、カットインから味方とワン・ツー。ボックス内に侵入し、最後は自らシュートをねじ込んだ。 YS横浜指揮官は右サイドでの守備について、「16番(上月)がロックをかけ、10番(佐々木敦河)が潜る。こちらとしては、守備陣が釣り出されて入れ替わられるという場面がありました。前半はこちらのウイングバックの背後を上手く使われたという印象です」と振り返った。 J3残留か、JFL降格か…YS横浜は運命の2ndレグを本拠地ニッパツで戦う。 「勝ってホームに帰れるのが一番良いけども、『間違いなく簡単なゲームにはならない』ということも選手たちに話していました。今回、悪くない結果だとは思っています」 ◆入替戦1stレグ 高知ユナイテッドSC 1-1 Y.S.C.C.横浜 【高知】 上月翔聖(前33) 【YS横浜】 冨士田康人(前5) ◆入替戦2ndレグ 2024年12月7日(土) 15:00KO Y.S.C.C.横浜 vs 高知ユナイテッドSC ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県横浜市) 中継:DAZN、Lemino
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