DeNA・三浦監督、「時間ができたのは大きい」日本S第6戦の雨天順延をポジティブにとらえる
◇2日 SMBC日本シリーズ第6戦 DeNA―ソフトバンク(横浜スタジアム)=雨天順延 26年ぶりの日本一に王手をかけているDeNA・三浦大輔監督(50)は、日本シリーズ第6戦(横浜)が雨天中止となり「時間ができたのは大きい」と強調。3日に順延となった展開をポジティブにとらえた。 「(悪天候は)どうすることもできない。コントロールできないことに気をつかうこともないですし、この中止を全てプラスに変えて明日の準備していきます」 左足甲を打撲している主砲・オースティンの状態はまだ万全ではない。敵地では指名打者での出場だったが本拠地では守備にもつくだけに、回復の時間ができたのはスタメンを判断するプラス材料となる。三浦監督はオースティンについて「昨日よりは良くなってると報告は受けてます」と説明。1日の猶予でさらなる回復が見込まれる。 さらに試合が雨で流れたのは投手起用にも明るい材料だ。「いろんなプランを持ってます」という指揮官は「いるメンバー全員に準備してもらいます」と説明。第3戦で7イニング1失点と好投したエース・東ら先発陣がベンチ入りしても「驚くことないです」とさらりと言った。 「気持ちはずっと変わらず高ぶっています」。本拠地で2連敗後に敵地で3連勝。帰還したハマスタで歓喜の胴上げを実現する。
中日スポーツ