実は技量が問われる大人の「セットアップ」コーデ!街角の3人に学ぶ“着こなしの妙”
原体験を突き詰めれば学ランまで遡るのか。……まあ何はともあれ、上下一緒の服(=セットアップ)ほどラクなコーデはない。かと言って、テクニックが必要ないというわけでもなし。 【写真10点】「楽して洒落るセットアップコーデ」の詳細を写真でチェック そこで今回は街角で見つけたセットアップの達人たち3名にフォーカス!ラクして洒落る技をキャッチアップすべし。
① キャップ+眼鏡で遊び心を微調整
三浦尚之さん(27歳) 清潔感が漂うネイビーのゆったりセットアップはジャーナルスタンダード謹製。インナーに白Tを挟むことでキレイなマリンカラー系のコーディネートを完成させた。
ヤンキースキャップはネイビーと好相性のグレーをセレクト。「NY」の文字を象るネイビー刺繍がセットアップとリンクしている点も見逃せない。 キャップのスエード素材と眼鏡のテンプル部分のシルバーが、遊び心あるセットアップコーデをいい塩梅に引き締めている。
② ディッキーズ×ヴァンズの西海岸セットアップ
黒澤 龍さん(40歳) 建築ディレクションを⼿掛ける「トリップスター」とディッキーズのコラボセットアップを纏った黒澤さん。白Tをタックインすることでコーデにメリハリを加えた。
クリアフレームのサングラスは、謎に包まれたブートレグレーベル「SORRY BOOTLEG PROGRAM」の一本。
スニーカーはヴァンズの超王道「オーセンティック」と、シンプル・イズ・ベストな西海岸スタイルで潔く固めた。
③ セットアップといえばデニムも欠かせない!
菅野秀和さん(48歳) 言わずもがな、セットアップ=ジャケパンスタイルのみならず。特にデニムのセットアップはオーシャンズな男たちにとって正装のひとつ。 インディゴのデニムに身を包んだ菅野さんは、インナーのTシャツも含めスタンダードカリフォルニアで統一した。見事なサイジングにキャリアが滲む。
いつもと少し表情の違うGショック「DW-5750」は、スタンダードカリフォルニア20周年時のスペシャルコラボモデルだ。
足元には父娘揃ってアディダス「サンバ」をセレクト。こんな洒落たお父さんとなら、リンクコーデも堂々と楽しめるに違いない。 ◇ ラクを極めしセットアップコーデ。シンプルだからこそ、着こなし方次第で個性を表現する楽しみもあるようだ。
OCEANS編集部