日本で一番「大根の収穫量」が多い都道府県はどこ? 気になる正解率は34%だった
日本で1年間に収穫される「大根」の量は約114万トンです。では、日本で一番「大根の収穫量」が多い都道府県はどこかご存知でしょうか。 ◆【写真2枚】大根の収穫量ランキングTOP10を見る 今回、アンケートで尋ねたところ、回答者全体の約3割が正解しました。 記事後半では、日本で一番「大根の収穫量」が多い都道府県の経済面を紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で一番「大根の収穫量」が多い都道府県はどこ?
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「北海道」「青森県」「千葉県」「鹿児島県」の4択のうち、「日本で一番『大根の収穫量』が多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の38%が鹿児島県と回答。 次に多かったのが34%の千葉県。そして17%の北海道、11%の青森県という順番になりました。 ちなみに、各都道府県の耕地面積は、以下の通りです(出所:農林水産省「令和6年耕地面積(7月15日現在)」)。 ・北海道 113万8000ヘクタール ・青森県 14万7300ヘクタール ・千葉県 11万9500ヘクタール ・鹿児島県 11万400ヘクタール
4つの都道府県の「大根の収穫量」を比較すると…
農林水産省が公表している「令和5年産 作況調査(野菜)」によると、日本で一番「大根の収穫量」が多い都道府県は、千葉県です。気になる収穫量は、14万6800トンとなっています。 千葉県は、温暖な気候と豊かな自然環境、大消費地である首都圏に位置するという立地を活かし、さまざまな農作物を生産しています。大根のほかにも落花生やかぶ、さやいんげんなどで収穫量一位を誇り、大根は銚子市、旭市、市原市などが主産地です。 千葉県に次いで二番目に収穫量が多いのは、北海道の12万7200トン。三番目は青森県の10万2900トンで、四番目はアンケートで38%の人が選択した鹿児島県の9万4500トンでした。 ちなみに、2023年産の全国の大根収穫量は114万1000トン。収穫量は減少傾向にあり、30年前の1993年(222万4000トン)と比べて半数近くに減少しています。