福島市飯坂温泉、先生方が見つけた魅力を一冊に パンフ「探して!いいざか小旅行」 観光協会にデータとともに寄贈
福島市の小中学校と特別支援学校に初任した教員がパンフレット「探して!いいざか小旅行」を作成した。20日、市内の飯坂温泉観光協会で贈呈した。 初任教員の社会奉仕体験活動研修の一環で53人が取り組んだ。飯坂町の町おこしに貢献しようと、温泉街を散策し興味を引いた場所やグルメの写真を掲載してクイズ形式にしたものを一冊のファイルにまとめた。 贈呈式では湯野小の小野愛果さんと大鳥中の斉藤貴大さんが同協会の柳沼公貴会長と河野義樹事務局長にパンフレットなどを手渡した。小野さんは「活動を通じて地域の温かみが感じられた。ふれあいの大切さを学んだ」と語り、斉藤さんは「温泉街の歴史・文化・食の魅力を知ることができた。子どもたちにも伝えていきたい」と感想を述べた。 パンフレットは観光協会内で閲覧できる。パンフレットのデータも寄贈し今後、地域のイベントなどで活用される予定。 (県北版)