“警報級の大雪”に備えよう 慣れない雪道には「ペンギン歩き」で安全確保 小さな歩幅で“靴の裏全体”を路面につけてがコツ
■大雪で立ち往生 「車内で暖」に潜む “死亡”リスク 2022年12月には、大雪により新潟県内の国道で、立ち往生や渋滞が発生しました。自衛隊が夜通しで除雪作業を行うなど対応に追われることとなりました。 記録的な大雪となった場合、▼積雪や倒木により一部地域で大規模停電が発生し、暖房危機などが使用できない状況になったり、▼交通機関にも影響がでます。鉄道が停止するとタクシーの利用者が急増し、つかまりにくいということも考えられます。▼物流が停滞し、コンビニやスーパーに商品が届かず、品薄状態になる可能性もあります。 車の中で暖を取ろうとする人もいるかもしれませんが、マフラー(排気口)が雪で覆われてしまうと、一酸化炭素中毒による事故につながるおそれもあり、注意が必要です。 一酸化炭素は無色・無臭・無刺激の気体で、危機の察知が難しいといわれています。 一酸化炭素中毒の症状は、▼軽い頭痛、疲労感といった軽い症状から、▼激しい頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、▼意識障害、けいれん、こん睡状態といった重い症状があげられ、最悪の場合は心肺停止、死に至る場合もあるということです。 一酸化炭素中毒を防ぐためには、▼エンジンはできるだけOFF、▼エンジンをONにする際は、排気口周辺をこまめに除雪、▼スコップ・防寒着などを車内に準備することなどが重要です。
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