「レースプロッガー」20人が参加 来月みえ松阪マラソン 日本で初の試み
ごみ拾いとジョギングの「プロギング」 リーダーの世古さんら「大会盛り上げたい」と意気込み
三重県松阪市は、12月15日に市内一帯で開催する「みえ松阪マラソン2024」で、ごみ拾いとジョギングを組み合わせた新しいフィットネス「プロギング」の普及に取り組む一般社団法人プロギングジャパンと連携し、参加ランナーをサポートするプロギングランナー「レースプロッガー」を初導入する。18日午後5時からは、プロギングジャパンの加藤真奈美監事(40)=愛知県刈谷市=と、プロギングリーダーとして市内で活動する世古昇さん(51)=下蛸路町=が市役所を訪れ、竹上真人市長に参加への意気込みを伝えた。 プロギングは、スウェーデン発祥の新しいフィットネススポーツ。松阪地区では今年5月、世古さんを中心に「プロギング松阪・多気郡」を立ち上げ、連携イベントの一環で9月にプロギングジャパン主催の「みえ松阪マラソン応援プロギング」を開催した。 大会当日は、全国から約80人の応募があった中から選ばれた20人がレースプロッガーとして参加。「ランナーを1人でも多く笑顔でゴールに導く」マラソン大会のニューヒーローとして、コースのごみ拾いだけでなく、ランナーへの笑顔と声援、移動式エイドの提供などサポートを行う。またプロギングジャパンとしても公認のレースプロッガーとして参加するのは初めてだという。 この日は、加藤監事と世古さんが市役所を訪れ竹上市長に参加の報告と意気込みを伝えた。 加藤さんは「日本で初の試みとなるレースプロッガーが走る松阪マラソンでは、参加者を盛り上げるだけでなくレースプロッガーも楽しめることを目標に頑張りたい」、竹上市長は「松阪マラソンへの参加で新しいスポーツとして多くの方に受け入れてもらえれるきっかけになるように頑張ってください」と激励した。