MLB=ロッテが佐々木朗希のメジャー挑戦を容認─報道
[9日 ロイター] - プロ野球のロッテは佐々木朗希投手(23)のポスティングシステムを利用した米大リーグ(MLB)挑戦を容認。移籍に向けた手続きを開始すると発表した。MLB公式サイトなどが9日、報じた。 佐々木は球団を通じて「入団してからこれまで継続的に将来的なMLB挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません」とコメント。 さらに「一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆さまの期待に応えられるように、マイナー契約からはい上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」と述べた。 佐々木は2021年にプロデビュー。100マイル(約161キロ)の速球、キレのあるスプリットとスライダーを武器に、ロッテでは通算防御率2.10をマークした。2022年4月10日のオリックス戦でプロ野球新記録の13者連続三振を奪い、史上最年少の20歳で、史上16人目の完全試合を達成。この試合での19奪三振はプロ野球最多タイ記録。 大谷翔平選手と山本由伸投手が所属する今年のワールドシリーズ王者、ドジャースが有力な移籍先候補とみられている。佐々木、大谷、山本は2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の優勝に貢献した。