2日からの3連休、混雑が予想されるのは紅葉の名所。 果たして、紅葉前線はどこまで来ているのか。 「イット!」は見頃のスポットを探すため、名所がひしめく栃木・日光市に向かいました。 高い崖から流れ落ちる滝と美しい紅葉の眺めを同時に楽しめる人気スポット“華厳の滝”。 現在、木々が鮮やかな赤や黄色に染まり、紅葉真っ盛り。 この絶景をカメラに収めようと、外国人観光客が殺到していました。 アメリカ人観光客: 日本で見た紅葉で一番だよ!紅葉が見られてうれしいよ、ただただ美しい!日本が大好きだ! さらに、日光市街と中禅寺湖を結ぶいろは坂も美しい紅葉に彩られ、ちょうど見頃を迎えていました。 ロープウエー乗り場には外国人観光客による長蛇の列ができていました。 楽しみの尽きない2024年の紅葉。 長野県にある軽井沢有数の紅葉スポットでは、赤と黄色に色づいた木々が水面に美しく映し出されていました。 新潟県の苗場スキー場でも山一面が紅葉に染まり、ゴンドラの下には息を飲む絶景が広がっていました。 広島県内でも見頃を迎えている所もありますが、迫りつつある台風21号の影響で葉が落ちてしまうのではないかと不安の声も上がっています。 一方、世界遺産・日光東照宮の色づきはというと、木々はまだ緑。 紅葉が見頃になるのは11月中旬からだといいます。 2024年の紅葉は、異常な残暑の影響で全国的に見頃が1週間程度遅れる見通しだということです。 日本気象協会・徳田留美気象予報士: 11月の前半はまだ高めの気温が続くので、色づきはゆっくりとなりそうです。例年よりも今年は紅葉の見頃が長く楽しめそう。