サッカーJ3・松本山雅FC（長野県松本市）は、来季の監督にトップチームヘッドコーチの早川知伸氏（47）を起用する方針を固めたことが18日、関係者への取材で分かった。交渉を詰め、近く正式発表する。 　早川氏は静岡県出身で、清水市立商業（現・静岡市立清水桜が丘）高から順天堂大を経てプロ入り。浦和レッズを振り出しに3クラブを渡り歩き、2010年に横浜FCで引退した。J通算224試合出場で12得点。スパイクを脱いだ後は横浜FCで指導者に転身、監督としてトップチームを率いたほか下部組織でも監督やコーチを務めた。松本山雅では昨季にコーチに就いた。 　松本山雅は今季、リーグ戦4位でプレーオフに進んだものの決勝で敗れてJ2復帰を逃した。シーズン終了後の12日には、2季にわたって監督を務めた霜田正浩氏（57）の契約満了による退任を発表していた。