新潟県の雨や雪の予想 強い寒気流入で大気の状態が不安定に 22~23日は冬型の気圧配置が強まり大雪の恐れ 【3時間ごとの雨雪シミュレーション・19日午前11時半更新】
19日はこの時期としては強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるとして、新潟地方気象台は、19日夕方にかけて、新潟県では落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。 【画像を見る】24日(火)午後3時までの雨・雪シミュレーション (3時間ごと) 気象台によりますと、19日は北陸地方の上空5500メートルに氷点下33度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の非常に不安定な状態が続き、局地的に積乱雲が発達する見込みです。 ■予想降雪量(多い所) ▼19日午前6時~午後6時までの12時間降雪量 上越・中越の山沿い 25センチ 中越の平野 15センチ 下越の山沿い 10センチ 上越の平野 10センチ 中越・下越の平野 5センチ 上越・中越・下越の海岸 5センチ 佐渡 5センチ ▼その後19日午後6時~20日午前6時までの12時間降雪量 上越・中越・下越の山沿い 5センチ 気象台は、新潟県では19日夕方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼び掛けています。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうが降る恐れがあるため農作物の管理にも注意が必要だとしています。 今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、20日はこの冬型の気圧配置が緩む見込みです。ただ22日から23日にかけて、再び冬型の気圧配置が強まる見込みで、雪の降り方が強まる時間帯もありそうです。 気象庁は日本海側を中心に荒れた天気となり、寒気の程度などによっては、東日本の日本海側を中心に“警報級の大雪”となる恐れがあるとしていて、平地でも積雪となる可能性があります。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
新潟放送