来年は12月21日に開催 みえ松阪マラソン実行委 市20周年でイメージ曲も制作
フルマラソン大会「みえ松阪マラソン」(夕刊三重新聞社協賛)の実行委員会(会長=竹上真人市長)が21日午後1時から、三重県松阪市本町の市産業振興センターで開かれ、第4回となる来年の大会を12月21日に開催すると決めた。来年の市制施行20周年に合わせて大会の公式イメージソングを制作する計画も確認した。 みえ松阪マラソンは県唯一のフルマラソン大会として2022(令和4)年に初めて開催。今年12月15日に開催される第3回大会には昨年に引き続き、全国47都道府県からフルマラソンだけで9258人がエントリーしている。 この日は関係者ら約50人が出席し、同実行委事務局が計画案を説明。来年の大会日程については1月も検討したとしつつ、「寒さが厳しくなることや、雪のリスクも高まる」などとして12月21日を提案した。今年の大会については、過去にリタイアする選手が多かった16.5キロから30キロまでのエリアに応援看板を増設するとともに、リフレッシュブースを新設するとした。 イメージソングは「前向き、明るさ、躍動感」「メッセージ性」「女性ランナーに共感できるもの」などをコンセプトに制作する方向とした。 大会ゲストは3大会連続で、マラソン界のレジェンドで桑名市出身の瀬古利彦さん(68)、オリンピックマラソン金メダリストで伊勢市出身の野口みずきさん(46)。招待選手は既に公表されているプロランナーの川内優輝選手(37)、ランニングアドバイザーの松村幸栄選手に加え、元実業団の櫻岡駿選手(30)、三重ゆかりの皇學館大学駅伝競争部の寺田夏生監督(33)、実業団で活躍した美(うま)し国市町対抗駅伝登録選手の西山凌平選手(31)も登場する。 またこの日は、公式ガイドブックも披露。コースや見どころ、観光スポットの紹介などをはじめ、ランナーや応援者、ボランティアスタッフ、協賛企業、協力団体に向けた〝おもてなし〟として市内の飲食店などでささやかな特典サービスを受けられる企画を盛り込んでいる。