ジャンプW杯第2戦、日本勢最高は小林陵侑の17位…「悔しいけれど切り替えて戦う」
【リレハンメル(ノルウェー)=平地一紀】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは24日、ノルウェーのリレハンメルで男子の個人第2戦(HS140メートル、K点123メートル)が行われ、小林陵侑(チームROY)が129メートルと122メートル50を飛び、合計233・7点で日本勢最高の17位だった。小林潤志郎(Wynn.)、二階堂蓮(日本ビール)、中村直幹(フライングラボラトリー)は、いずれも2回目に進めなかった。優勝は、ヤン・ヘール(オーストリア)。
雪が降り積もり、他の日本勢が飛距離を伸ばせない中、小林陵は、自力を発揮して何とか17位で終えた。2回目は伸ばせなかったものの、「まあまあ。開幕2戦とも(30位以内に与えられるW杯の)ポイントを取れたし、悔しい状況だけど切り替えて、(第3戦が行われるフィンランドの)ルカで戦えたらいい」と語った。腰痛や風邪に苦しめられたリレハンメルでの戦いを終え、「悪いところも分かってきている。気持ちでやられないようにしないといけない」と、他国のライバルたちへの巻き返しを誓っていた。