どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
仕様が違うモデルが用意されている中型バイク3選
通常モデルの他に仕様が違うモデルが用意されているバイクも少なくありません。こういったバイクは車名のあとに“SE”と付く場合が多く、主に特別仕様、上級仕様のモデルであることを示します。 ス仕様が違うモデルは、限定のカラーや装飾が施されていたり、通常モデルにはない、あるいはグレードの高いパーツや装備が標準で装備されています。つまり、ベース車両に比べ、豪華で特別感のあるモデルということ。 【画像】通常モデルとは違う仕様が用意されているバイクの画像を見る(10枚) では、通常のモデルと仕様が違うモデルでは、具体的にはどういった点が異なるのでしょうか。仕様が違うモデルが用意されている中型バイク3種をピックアップし、違いを見ていきましょう。 ◇カワサキ「エリミネーター」
カワサキの大人気クルーザー「エリミネーター」は、2023年に約15年ぶりに復活した排気量400ccクラスの中型クルーザー。ロー&ロングのシルエットが際立つ王道のクルーザーでありながら、人気スポーツモデル「Ninja 400」と共通の高回転型のエンジンを搭載し、スポーティーな走りも楽しめます。 また、カワサキの400ccクラスでは初の標準装備となったETC2.0車載器キットも搭載しています。 通常モデルとSE仕様車の見た目の違いとしては、SEモデル専用のカラー&グラフィック、エリミネーターのSE仕様の定番であるスタイリッシュなヘッドライトカウル、その他ツートーンのシートレザーを使用した専用シート、ワイルドな印象を与えるフォークブーツなどが挙げられます。 その他、ハンドルバーに防水設計のUSB Type-C電源ソケットを備えていたり、フロントとリアにGPS対応前後2カメラドライブレコーダーを装備。ドラレコを標準装備したのは量産車としてはエリミネーター SEが初ということで話題になりました。 ◇カワサキ「Ninja ZX-25R」
2020年に登場したカワサキの「Ninja ZX-25R」は、カワサキの250ccクラスで唯一の並列4気筒エンジンを搭載する250ccクラスのフルカウルスポーツです。Ninja ZXシリーズのパフォーマンスを受け継ぐ高性能エンジンは、中低速域では扱いやすく、高回転域ではクラストップレベルのパワーを発揮します。 専用のグラフィックが施されたスペシャルエディション「Ninja ZX25-R SE」には、シフトアップ、シフトダウン対応のKQS(カワサキクイックシフター)、USB電源ソケット、スモークウインドシールド、フレームスライダー、ホイールリムテープが装備されています。 KQS(カワサキクイックシフター)とは、クラッチレバーを握らずにシフトペダルだけでシフトチェンジができる装備。センサーがシフトアップ・ダウンの操作を検知してECUに信号を送り、次のギアに入るようエンジン点火を一瞬遮断します。そうすることでクラッチ操作なしでシフトチェンジをすることができるしくみです。 エンジン回転数が2,500rpm以下では正しく作動しない、シフトアップ時はスロットルを開けた状態にする、シフトダウン時はスロットルを閉じた状態にする、またレッドゾーン付近ではシフトダウン機能は作動しない...といったいくつかの注意点はあるものの、慣れてしまえばとても便利な機能です。 ちなみに、「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」というモデルもあります。KRTとは「カワサキ・レーシング・チーム」の頭文字。SE仕様車をベースに、カワサキのワークスチームカラーをまとったモデルです。 ◇ホンダ「GB350」