【菊花賞・厩舎直送】距離不安なし!ミスタージーティーが半兄サトノルークスに続く巻き返しへ虎視眈々
[GⅠ菊花賞=2024年10月20日(日曜)3歳、京都競馬場・芝外3000メートル] ミスタージーティー(牡3・矢作)は15日の全休日、角馬場でハッキングをしてからCウッドを1周して調整。運動後の洗い場で、落ち着いた様子を見せていた。 「体のハリも良くなった。1回使って、いいんじゃないですかね」 担当の久保助手が納得の表情で語る。カイ食いが課題で、日によって食べるものが変わるため、食べさせ方に工夫を凝らしているという。「馬房の中に何種類かつって『好きなものを食べて』という感じのバイキング方式。カイバは今のところ食べているかな」と成果を強調した。 約4か月の休み明けだった前走のGⅡ神戸新聞杯(10着)は熱発で入厩が遅れてしまい、調教が足りなかった。今回は前走から引き続き、在厩でしっかり乗り込んでいる。 3000メートルという距離については「血統的にも心配していない。折り合いもつくので」(同助手)と不安の表情は見せない。皐月賞、ダービーで10着→16着と2桁着順が続いているが、半兄のサトノルークス(父ディープインパクト)は19年のクラシック3冠で14着→17着→2着と巻き返しを見せた。その兄に続けるか、注目が集まる。
東スポ競馬編集部