2024–2025年版 ベストゴルフカー|モータージャーナリストが選ぶ注目EV&最新モデル
BEST GOLF EV No.1 BYD SEAL
EV先進国中国の電動車メーカー「BYD」のグローバル戦略車。「ゴルフ用途として使いやすいセダンで、1000台までは500万円以下。性能面から考えても圧倒的に安い! 」 全長×全幅×全高=4、800×1、875×1、460㎜ 車両重量=2、100kg エンジン種類=リアモーター 最高出力=312ps 最大トルク=360Nm 航続距離=640km 駆動方式=後輪駆動 車両本体価格(税込)=528万円~ 問合せ=BYDジャパン 0120-807-551。
HYUNDAI IONIQ 5 N
『IONIQ 5』のユーティリティに“GT-R並み”の動力性能。「内燃機関で同等のパワーを得るなら2、000万円は必要。お手軽にめちゃくちゃ速い。寝坊しがちなゴルファーに(笑)」。
MITSUBISHI TRITON
「後ろの荷台にキャディバッグを積んでクラブハウス前でスタッフを戸惑わせる存在。目立ち度は満点だが、長距離の乗り心地と1ナンバーの維持費に納得できるならありかも。」。
MINI COOPER
4代目は全モデルをクーパーに統一し、内燃機関版とBEV版で外観はほぼ同形。「10年ぶりの刷新。日本で一番売れる輸入車『MINI』が国内BEV普及の足掛かりになるかも!? 」。
MAZDA CX-80
3列シートのマツダの旗艦SUV。「3列目シートを倒せば荷室が687Lに拡大。5名乗車で5人分のバッグがイケる。『CX-60』で課題だった走りもややマイルドになり、長距離もまぁ快適。」。
TOYOTA LAND CRUISER 250
「フレームシャシーなので乗り心地はそこそこ。ディーゼルなら経済性も◎で4名+4バッグも余裕。ゴルフ場で目立つ一台ですが、納車が追いつかず年単位で待たされるのが欠点。」。 ただ本誌読者なら人とは違うカブらない選択〞も気になるはずです。そこで挙げたいのはホンダのハイブリッドシステム「スポーツe:HEV」搭載車です。走る楽しさという点では別格の存在。そんなホンダのハイブリッド車の中でゴルファーのために生まれたクルマと個人的に評価したいのが新型『アコード』です。不人気なセダンタイプなので、COTYの10ベストには選ばれていませんが、乗ったら最高のホンダ車です。北米市場を意識したスタイルは輸入車のような洒落感があり、エコで長距離での乗心地も良く、FFなのでトランクも570Lの広大さ。4名乗車で9。5型のキャディバッグ4本が積載可能です。ライバルだったトヨタの『カムリ』が日本市場を撤退した今、希少な存在ともいえます。 人気のSUVに比べ構造的に静寂性が高く、名門コースでもメンバーにアレコレ言われず、他者ともカブらず、立体駐車場にも入る。ゴルフカーとして素性の良さは抜群だと思います」。