大谷翔平「この感覚を大事にしたい」27号逆転2ラン! 二塁打&中前打で3安打猛打賞 ドジャース、9回二死から逆転サヨナラ勝ち
ドジャースの大谷翔平が現地時間7月2日(日本時間3日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。5打数3安打2打点の成績だった。チームは9回二死から6-5と逆転サヨナラ勝ちを決めている。 【動画】打った瞬間!大谷翔平が右翼席へ27号逆転2ランを放つシーン 大谷は2-3と1点を追う7回無死一塁の第4打席で、27号逆転2ランを放った。打球速度112.0マイル(約180.2キロ)、飛距離433フィート(約132メートル)のアーチだった。これで日本選手3人目のメジャー通算500打点に到達した。 初回の第1打席では左翼への二塁打、5回の第3打席で中前打を放っており、7月最初の試合で3安打猛打賞を記録した。3回の第2打席は空振り三振に倒れたが、自打球が足に当たって苦悶の表情を浮かべ、デーブ・ロバーツ監督も心配そうに駆け寄る場面があった。大谷は痛みに耐えて再度打席に向かうと、観客からは大きな歓声が上がった。 試合はドジャースが1点を先制し、3回にも1点を入れて2-0としたが、直後にダイヤモンドバックのクリスチャン・ウォーカーの2ランで2-2の同点。7回に1点を勝ち越されて2-3となったが、大谷の2ランで4-3と逆転した。 しかし、直後にまた1点を返されて4-4の同点となり、9回はジョク・ピダーソンに勝ち越しソロを浴びて4-5となった。大谷は4-5と1点を追う9回一死の第5打席では高めの球を振り、空振り三振に倒れた。その後、ウィル・スミスの二塁打で二死二塁となり、フレディ・フリーマンの適時二塁打で5-5の同点とすると、なお二死二塁でテオスカー・ヘルナンデスのサヨナラ適時打で勝利を収めた。 大谷は27号2ランについて、試合後のNHK『BS-1』のインタビューで「なんとかつなぐことだけ考えた。結果的にホームランになりましたけど、いいバッティングだったと思う」と話し、「いい感覚が継続してきている。まだまだ後半もありますし、この感覚をしっかりと大事にしたい」と、意気込みを語った。 試合は点の取り合いとなったが、大谷の活躍もあってチームは勝利。7月最初の試合で3安打と好スタートを切った大谷。今後も目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]