ソロキャンパー森崎ウィンに本田望結が弟子入り!?人気コミック「ふたりソロキャンプ」実写化
撮影中に印象に残ったエピソードは? 森崎「意外と皆さんの目に入りにくいところで言うと、キャンプなので必ずたき火が出てくるのですが、火をコントロールせする魔術師みたいな方がいて。1台のカメラで撮影していたので、別アングルのためにもう一度同じ大きさや勢いの火を作っていて、キャンプをしている僕から見てもすごいと思いました。撮影クルーが “もう少し強く” と頼むと “分かりました” と言ってボッと火が強くなるので “すげぇ” みたいな(笑)。現場でみんな “おぉっ” と驚いていたのが印象的でした」 本田「ウィンさんは絶対たき火って言うだろうなと思った(笑)。私はウィンさんのキャンプ愛に毎回ドキドキしていました。たまにウィンさんからアドバイスをもらっていたんですけど、キャンプ初心者ならどうするか聞くと、必ず “ソロキャンパーならこうするけど……” と前置きがあるのでキャンプ愛にあふれているな、と。厳さんも絶対そう言うだろうなと思って、役作りなのかウィンさん本人なのか分からないくらいキャンプに熱かったです」 毎回出てくるおいしそうな「キャンプ飯」も話題のひとつです。 本田「料理シーンは雫の担当なんですけど、スケジュールの関係で “3分間クッキング” のシーンを撮ってから実際にキャンプで料理する流れだったので、キャンプシーンの前に作り方を覚えられてよかったです。雫は自分が作ったことがあるキャンプ飯を、厳さんに食べさせたいと思って作っているので、私も同じ状態で臨めたことはすごくよかったし、ウィンさんが本当においしそうに食べてくれたのでうれしい気持ちになりました」
森崎「あさりのトマトリゾットとかフェイジョアーダとか、おいしいキャンプ飯がいっぱい出てきます。中でも第1話に出てくるビア缶チキンは、見た目にもインパクトがあって、外はカリッと中はホクホクで本当においしかったです。あと生のピーマンの……」 本田「簡単おつまみドライカレーセット! 本来はレタスに包んで食べるんですけど、生のピーマンにドライカレーを乗せて食べるんです。ピーマンを生で食べる意外性と、名前にもついているくらい簡単に作れるので、現場で食べてものすごく感動して。実家に帰って家族にお披露目して、その後ひとりでも作って、撮影期間中に4~5回作ったくらい大好きになったので、どうしても言いたかった(笑)」 最後に「ふたりソロキャンプ」の見どころを教えてください。 森崎「やっぱり家でも簡単に作れるキャンプ飯は見どころのひとつですね。キャンプをやっているシーンだけだと、興味がない人には分かりにくいと思うのですが、このドラマは雫が話を引っ張っていってくれるので、キャンプ初心者の方でも楽しめると思います。あとは本当にきれいな自然がいっぱい出てきて、僕ら人間も自然の中で生活していて、自然が嫌いという人はあまりいないと思うので、画面越しにマイナスイオンを感じてほしいです」 本田「ウィンさんが全部言ってくれましたね(笑)。私自身もキャンプ初心者なので、キャンプのドラマになじめるのか最初は不安があったのですが、現場にいても初心者の私がなじめない瞬間がなかったくらいずっと楽しかったです。それは映像としても絶対に伝わると思うので、キャンプしたことがない人こそ見ていただくと、まんまとハマってしまうドラマかなと思います」
TOKYO HEADLINE・後藤花絵