バスケフェスに100人参加 元プロリーグの選手が指導 沖永良部島
鹿児島県沖永良部島の和泊、知名両町バスケットボール連盟でつくる実行委員会主催のERABU BASKETBALL FESTIVAL(えらぶバスケットボールフェスティバル)が24、25の両日、知名町の町民体育館であった。元プロリーグ選手を講師に招いたバスケットボールクリニック(課題克服のための練習)に、小学生から社会人まで、初心者を含め2日間で100人余りが参加。ドリブルやシュートなどの技術力向上に向けて練習に汗を流した。 イベントは、町のふるさと納税や地元企業などの協賛金を活用し、沖永良部高教育振興事業の一環として今回が初開催。沖永良部島でのバスケットボールの裾野の拡大や、選手たちの技術力向上などが目的。 また、「沖永良部だからこそできるイベントがあることを子どもたちに知ってもらい、島の可能性を感じてもらう」(実行委)ことも狙いとしている。 今回は、元Wリーグ選手の岡田麻央さん、元Bリーグ選手の新里智将さん(ともに現在は3×3バスケットボール選手)を講師として招へい。男女別や世代別で、参加者それぞれの状態に合った指導を受けた。 知名町下平川小学校の児童は「ドリブルの回数をできるだけ少なくし、ボールを遠いところからゴール前まで運ぶためのこつなどを教えてもらった。分かりやすかった」と話した。